もしかして男性は育休を取りたくないのでは??【考察】

もしかして男性は育休を取りたくないのでは??【考察】育児と生活

みなさん、こんにちは。

だいぶ空いてしまって、久しぶりのブログです。前回、「男性の育児参加時間」に関する調査について書いたのですが、ここ最近、この手のニュースに触れることが多いです。

男性の育休取得率をあげようと思ったとき、結構大きな障壁になりそうなことに思い当たりました。
その内容をシェアしたいと思います。

もしかして、男性は育休を取りたくないのでは?

なぜそう思ったか、というと、もし男性が育児に参加したいと本気で考えているならば、とっくにそういう社会を実現できているのではないか、と考えたことが発端です。

よく似た例に「有休」の話があると思います。
「有休なんて使ったことない」、「(ホワイト企業に転職するまで)有休なんて都市伝説だと思っていた」という逸話を聞くこともありますが、もし有休を使いたいと本気で思っていたら、やっぱりそういう社会はとっくに実現できている気がするのです。

実現できていないということは、本気で休暇を取りたいと思っている人がいない、もしくは少ないのでは、と考えました。

ボクの知り合いに、実際にこういう方がいます。


「残業徹夜上等、土日出勤当たり前」で働いていて、そういう自分に誇りを持っている。

土日しっかり休んでいる人たちを否定にするわけではないけれど、「休んでいるよりも、土日も頑張って働いている人の方が好きだ」と公言している。

自分の私生活をある程度犠牲にしたとしても、「そこまでして働いている俺ってかっこいい!」ということが、自分のアイデンティティになっている。


たしかに、いつも頑張っている人だし、ガッツがあると思います。

この知り合いの会社には、似たような方々が集まっていて、馴染めない人はすぐに辞めていきます。この職場では、当然有休は取れない(取りにくい)し、まして育休を取ろうなんて思いもしないのではないでしょうか。

こういう働き方も全然ありだと思います。ここでお伝えしたいのは、「休みなんて取らなくたっていい」と考える人たちもいる、ということです。このことから、実は有休や育休を本気で取りたいと思っている人が結構少ないのではないか、と思ったわけです。

育休を取りたくない理由はなんだろうか?

前述の仮定がとりあえず正解だったとして、「育休を(本気で)取りたいと思っていない理由」とはなんでしょうか。下記のような仮設はどうでしょうか。

  • 【A】正直、育児が面倒くさいと思っている
  • 【B】育休を取ることのデメリットの方が大きい
  • 【C】あまり深く考えていない

【A】正直、育児が面倒くさいと思っている

【A】の場合、どこかに「育児からの逃げ」精神がある気がします。

「正直、子育てのメイン担当者はお母さんでしょ」と考えていて、「だからボクはできる範囲で(最悪ゼロになるけど)手伝うよ」というのが、正直な気持ちなのではないでしょうか。

育児参加にコミットする気はそもそもあまり強くなく、「仕事の合間にできる分だけ」を前提として考えている。

下手に育休を取ってしまうと、自分が手伝わなくてはいけなくなるので、それを避けるために、育休は取らない。という選択。

「手伝えなくてゴメン! でもホント申し訳ないけど仕事忙しかったから……」という言い訳ができるようにしておくための選択。

まとめると、育児が面倒くさいので、それを避けるために育休は取りません。という内容です。

【B】育休を取るデメリットの方が大きい

自分のキャリアなどを考えると、育休取得は大きな決断が必要です。資金面での心配もあります。

本当は取りたいんだけど踏ん切りがつかない、ということもあるでしょう。家族を大切にしたいし、子どもの成長に寄り添いたいけど、背に腹は変えられないわけです。

ほかにも、同僚から理解が得られずに疎外される、職場にいづらい雰囲気になってしまう、など目に見えないプレッシャーとも戦う必要もあるかもしれません。ちょっとネットを探せば、この手の話はたくさん見つかります。

まとめると、いろいろな面で育休取得にはデメリットがあり、とても取る決断ができるない、という内容になります。

【C】あまり深く考えていない

ボクがいま勤めている会社について、少し書きたいと思います。

  • 中小のIT企業
  • おそらく超絶ホワイト
  • 残業ほぼなし、休みはメール一本でOK
  • 有休消化率100%
  • 産後、復帰する女性社員多数
  • 給与水準は業界平均に比べて遜色ない(高くもない)
  • ストックビジネスのため、今日明日倒産という可能性はほとんどない

なんとも良い職場に思えますが、男性社員で育休を取得した人は皆無です。

ボクがこの会社にいる間に、お子さんが誕生した男性社員もたくさんいました。しかし、これだけ好条件が揃っている環境にも関わらず、誰も、ただの一人として育休を取っていないのです

個人的な印象ではありますが、決して「育休を取りたい」と言い出せない雰囲気の職場でもありません。

そう思うと、そもそも「育休を取る」みたいな発想自体がない(なぜなら世間一般で育休を取ることが普通ではないから)、ということなのかなと思ったりしました。

この先、育休取得は進むのか

【A】正直面倒、【B】デメリットが大きい、【C】あまり考えていない、のどれが正解かはわかりません。もしかしたら、違う選択肢があるかもしれませんし、人によって理由が違うかもしれません。

ただ、実は【A】と【C】の比率が結構大きいんじゃないかな、というのが個人的な感想です。

「育休を取りたい」と本気で考えている人って実は少なくて、そうなると育休が当たり前に取れる社会というのも、なかなか来ないのかなと思ったりします。

小泉進次郎環境相が育休を取って話題になりましたが、時代が変わりつつあるとは感じています。

「トップダウンで」も必要ですが、「ボトムアップで」現場から機運を盛り上げることも必要なのではないでしょうか。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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