第3回:ホワイトIT企業への転職【いっきにデジタル化】

第3回:ホワイトIT企業への転職【いっきにデジタル化】仕事とお金

みなさん、こんにちは。

全3回シリーズ、「ボクの就職・転職遍歴」の第3回です。

業界や職種など、就職・転職を検討している方の参考になるように書いてみたいと思います。

さっそくいってみましょう!

■中国から帰任

いろいろあって、中国の赴任期間はそこまで長くありませんでした。

日本に帰ってきて、日本法人に席を用意してもらってはいたのですが、もともと「日本で編集の仕事をする」ということに見切りをつけて海外に行ったので、ふたたび日本で編集の仕事をする気はありませんでした。

出版業界から離れようと考えていましたが、何をやるかは全然決めていませんでした。
日本で働くか、海外で働くか、ということについてもとくに考えていませんでした。

ただ、転職期間中、「中国に駐在していたことがある」という経歴はけっこうインパクトがあって、10社くらい受けた面接のうち、9社に内定をもらえました。

若かったし思い切りもあったので、能力というよりはポジティブさを評価されたのかもしれません。

とくに「中国工場の管理者」とか、なかには「中国支社の董事長(社長)」みたいな求人もあって、そういう募集でのウケは良かったです。

そもそも中国に行きたがる人がいない」という、需要と供給のバランスかもしれません。

■IT企業に転職

結論としては、いちばん給料の高いところに決めました。それがITベンチャーの会社でした。

手取りで30万円程度。

それまでの金額に比べるとかなり大幅なアップになります。
ただし、この会社には退職金制度がありません。なので、その分を前払いされていると思えば、めちゃくちゃ待遇がいい、というわけではありません。

ガジェットは好きでしたが、パソコンやネットワークなどの知識がまったくなかったので、そのあたりの勉強はけっこう頑張りました。

書き仕事というか、机でペンを持って、という作業が多かった出版社時代と比べると、いっきにデジタル化しました。

■いちばん変わったこと

  • 給与
  • 精神的プレッシャー
  • 労働時間

この3点が大きく変わりました。

給与

給与は先ほども書きましたが、10万円以上増えた

あと、海外赴任していたので、一時的に実家に戻りました。家賃の金銭的負担がなくなったことで、金銭面は本当にラクになりました。

ボーナスをもらうのも初めてで、人生で初めて、好きなものを自由に買う、という快感を覚えたかもしれません。

精神的プレッシャー

いま思えば、完全なホワイト企業に転職できたのですが、何がホワイトかって、職場の雰囲気が和やかなんですよね。

これまでの職場は、労働時間が長い、給料が少ないといった要素もありましたが、何よりも職場の雰囲気がギスギスしていた

必要以上に怒る上司、萎縮する部下、見て見ぬ振りをする同僚、張り詰める空気……。

いちばん消耗するのは、こういう空気の中で仕事を続けることでした。
ブラック企業とは、薄給で労働時間が長いことに加えて、職場の雰囲気が悪いことも、その要素になると思います

もちろん、ホワイト企業とはいえ、仕事で成果を残すためには勉強も必要だし、注ぎ込むべき時間や労力はあります。
でも、これは良いプレッシャーなのかなと思います。

給与が上がったのは嬉しいかったのですが、何よりも負のエネルギーが満ちた悪いプレッシャーから離れられたことが、転職していちばん良かったことです。

労働時間

労働時間は、劇的に短くはなりませんでした。

というのも、畑違いの業界から来たので、通常業務が終わったあとに学習する必要もあり、月間の残業は60時間くらいはあったと思います。

とはいえ、残業の絶対量は減ったし、土日祝日は完全に休みです。残業代も出ます。
予定があったり、調子が悪いときは、自分の判断で帰ってもよいので、この時期は残業がキツいと感じることはほとんどありませんでした。

上司がいるから帰れない、周りが残っているので自分も残る、ということは完全になくなりました。

ちょっとびっくりしたのは、ある部署が忙しくて22時まで残っていても、ほかの部署の人たちは18時に帰っている、といたことですかね。

出版社にいたときは、締め切りが何よりも重要で、みんな締め切り前はすごく忙しそうにしています。
締め切り前の同僚を自然と手伝うような空気感があったのですが、この会社ではそれが皆無でした。

自分の仕事が終われば帰る。ちょっとドライかなと思いつつ、他人に引きずられないためにはそれもアリかなと、いまは考えています。

■転職を重ねて、いま思うこと

当時、出版業界にいた知人が、いまも同じ場所でがんばっている姿を見かけることがあります。

そういう姿を見ると、自分はその場所で踏ん張ることができず離れていったということに、ちょっとした情けなさを感じたりもします

「むいてる / むいていない」という言葉で片付けたくはありません。「自分にはむいていなかった」という理由を当時はしていましたが、やっぱり心の底で、その仕事を続ける覚悟がなかったのかなと思います。

でも、当時の決断について、とくに後悔しているかというと、それもありません。

ツラかったら逃げていいと、いまは思えるようになったからでしょうか。

今回で転職遍歴シリーズについては完結です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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